susai-plains-panorama赤磐市役所吉井支所 TEL 08695-4-1111 〒701-2595 赤磐市周匝136

赤磐市の北部に位置し、北端で北から流下してきた吉野川と西からの吉井川が合流、町の東部を沖積平野を作りながら南下し、町の中央を国道374号線が川に並行して通っている。

Google Mapー赤磐市観光案内地図ー

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西部に向かっては、標高200m~400mの丘陵地を形成し次第に高くなっており、この丘陵地ではぶどうの栽培が盛んである。
また、この丘陵地の南部には、吉井竜天キャンプ場竜天天文台が設けられている。

この地方一帯は、かっては名刀長船の原料となった鉄の産地で、平城宮から出土した木簡に、天平17(745)年、周匝(すさい)郷から“調鍬十口”が献納されたことが記されている。

また、町の北部周匝地区では西からの吉井川と北からの吉野川が合流しているため、戦国、江戸時代を通じて、備前、美作両国間を往来する高瀬舟の中継地としても大いに賑わった。

吉井川が吉野川と合流する地点の南西側高台には戦国時代の山城跡があり、周匝平野と周辺丘陵地を望むには最適の展望場所である。南部、赤坂地区との境界付近の丘陵には、岡山農業公園ドイツの森クローネンベルクがある。

主な見所

吉井竜天天文台吉井竜天オートキャンプ場赤磐市竜天天文台公園ドイツの森吉井城山公園古第三紀吉備層群周匝層吉備層群周匝層と舞鶴層ー吉井グラウンド

周匝平野ー周匝茶臼山城跡よりー

周匝平野

周匝茶臼山城跡

天神山城主浦上氏配下にあった佐々部氏の茶臼山城跡に作ったもの。周匝は、江戸時代、岡山藩池田氏一族の陣屋町で吉井川と吉野川の合流地点にある。展望台からは、北に吉野川上流部、南に周匝平野が眺められる。

吉井竜天オートキャンプ場ーキャンプ風景ー

吉井竜天オートキャンプ場

吉井竜天オートキャンプ場

赤磐市の高台(460m)にあり、360度の展望が開ける。見通しの良い日には北は大山、南に瀬戸内海が一望できる。近くには、竜天天文台があり星空観測も可能。非常に良く整備されたキャンプ場で県外からのキャンパーも多い。

赤磐市竜天天文台公園ーテントサイトー

竜天天文台公園

赤磐市竜天天文台公園

吉井竜天オートキャンプ場の近くの竜天天文台公園にあるキャンプ場。標高約500mの天文台からは、小豆島や中国山地を見渡すことが出来、予約しておけば、口径400㎜の望遠鏡で、スタッフの案内による天体観測も可能。

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ドイツの森入口

ドイツの森入口

ドイツの森

ドイツの農村をイメージしたテーマパーク。約50haの丘陵に、田園地帯の街並み、農産加工場、レストラン、ワイナリー、ブドウの果樹園、野菜畑等がある。また、洋風庭園や芝すべり、パターゴルフ場、自転車広場など家族でくつろげるレクリエーション施設、各種体験施設・教室も充実。

血洗の滝

血洗の滝

血洗の滝

落差,約20メートル、須佐之男命尊が出雲でヤマタノオロチを退治したあと、剣の血をこの滝で洗い、清水で身を清めたという伝説から「血洗の滝」の名がつけられたと伝えられている。落下する水は清冷で枯れたことがないといわれ、古くから神霊の宿るものとして、みそぎや、遥拝が行われている。

石上布都魂神社

石上布都魂神社

石上布都魂神社

日本書紀に素戔嗚尊が八岐おろちを退治した剣を奉斎したと記す古社。延喜式内社であり備前一宮として格式高い神社で、広く全国から参拝される。最近、巨大な磐座のある山頂は、パワースポットとしても人気が高まっている。

リゾートハウス・これさと

リゾートハウス・これさと

リゾートハウス・これさと

是里ワインで知られた吉井高原にあるリゾート宿泊施設。ご家族や仲間同士の宿泊、サークルでの合宿にも適したコテージ風の施設でワイン記念館や多目的広場も併設。早春のタラの芽、秋のキノコ、香り高く甘いブドウ、新鮮な野菜など是里ならではの味覚も楽しめます。

宗形神社

宗形神社

宗形神社

延喜式神名帳にも記載されている備前国の古社の一つで、宗形の三女神を祭っており、天神山城主 浦上宗景が永禄年間に再建したことが棟札に書かれている。付近には竪穴式住居の遺跡や須恵器等の埋蔵物の出土が多く、古事記に記載されている仁徳天皇と黒姫の伝説もある。

地球史研究所

地球史研究所

地球史研究所

山陽新聞に「首都移すなら吉備高原」(提唱者の一人ーNPO法人・地球年代学ネットワーク 理事長 板谷 徹丸氏)との記事が出ていた。私も前から吉備高原に活断層がほとんど無く、地震も少ない事に関心を持っていたので、このNPO法人開設の「地球史研究所」を訪問。

古第三紀吉備層群周匝層

古第三紀吉備層群周匝層

古第三紀吉備層群周匝層

ここ吉井B&G海洋センター多目的広場の法面には、約3,400万年前にアジア大陸を流れていた河川と谷が大量の礫と砂によって埋め立てられてできた地層が露出している。河原に見られる丸みを帯びたこぶし大から人の頭を越える大きさまで様々の大きさの礫が露出し或いは転がっている。

吉備層群周匝層と舞鶴層ー吉井グラウンドー

吉備層群周匝層と舞鶴層

吉備層群周匝層と舞鶴層ー吉井グラウンドー

吉井グラウンド脇の斜面には、周匝層ー今から約3,400万年前にアジア大陸を流れていた河川と谷が大量の礫と砂によって埋め立てられてできた地層ーの崖錘性堆積物と基盤岩ー舞鶴層ーとの境界が確認でき、赤磐市周匝にある地球史研究所を中核施設としたジオパーク構想でジオサイト候補地の一つとされている。