天神山城跡

天神山城跡

戦国時代の武将、浦上宗景(むねかげ)が天文元(1532)年に築いた連郭式山城。
城跡は三段と馬場から成っていて山頂には本丸の礎石が現存し、山麓には屋敷跡も残っている。(岡山県指定史跡 昭和57年4月9日指定)

吉井川沿いの河本登山口から天神山城跡下の段までの登山道は嶮しい急斜面の連続だが、それだけ登り切った時の達成感と、途中の眺望は素晴らしい。下の段から太鼓の丸までの城跡は変化があって興味深い。

このような急峻な山の上に、その峰を利用して築かれた城郭の大きさ(上の写真で見える峰のほとんどが城郭)には驚かされる。
城跡には、石垣等の遺跡がまだ残っており説明版を読みながら当時の様子を想像するのは楽しい。

別ルートの、和気美しい森方面からは、急斜面は無く、旧本丸を通って太鼓の丸まで徒歩で20分もあれば到達する。
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