カンヌ

カンヌ

カンヌ

カンヌはその美しい風景と温暖な気候からヨーロッパの社交場として四季を通じて訪れる人が絶えない。毎年5月にはカンヌ国際映画祭が開かれ、世界中から映画スターやジャーナリスト達が集まる。港から東に伸びるクロワゼット大通りやそれに並行したアンチーブ通りには、高級ホテルや高級ブランドショップが並び、映画祭の会場となるパレ・デ・フェスティバルもこの通りの西端に位置する。ニースから西に約34km。

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パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ

パレ・デ・フェスティバル

パレ・デ・フェスティバル

カンヌ国際映画祭をはじめ大規模な催し物が行われる会場。美しいカンヌの海岸線に沿い、高級ホテルが立ち並ぶクロワゼット大通りの西端、旧港の手前にある。会議場前の広場の石畳には、ここを訪れた映画スターや映画監督たちの手形がはめ込まれている。

カンヌのビーチ

カンヌのビーチ

カンヌのビーチ

カンヌの駅から南に徒歩で約5分、山側には、超高級ホテルや高級ブランドショップが立ち並ぶクロワゼット大通り。北海道付近の緯度だが、6月上旬の浜辺には海水浴をする人たちがたくさん見られた。港にはたくさんのクルーザーが停泊。

カンヌ旧市街

カンヌ旧市街

カンヌ旧市街

カンヌの町の西側のシュヴァリエ山の傾斜に広がる旧市街ル・シュケは、19世紀には漁村であった。現在も漁師の家が立ち並びその様子は昔と変わっていない。シュケを上りきった高台には、16世紀~17世紀にかけて建てられた教会やカストル博物館が。

それにしても、海岸の砂浜でのんびりと過している人たちを見ると、ヨーロッパに来たんだという思いを強くする。映画スターかと思うようなトップレスの美人もいれば、あれだけ甘く脂肪分の多い食事をあんなにたくさん食していれば無理もないな・・・・と思える人もいる。

アクセス
鉄道:パリ・リヨン駅からTGVで約5時間10分 ニースから急行で約25分 マルセイユから急行で約2時間 ニース空港からバスで約60分 30分に1本。

公園ークロワゼット大通り沿いー

公園

公園

カンヌ映画祭をはじめ大規模な催し物が行われるパレ・デ・フェスティヴァルから東に延びるクロワゼット大通り沿いには公園や広場が点在、市場やメリーゴーラウンドも見かけることができ、のんびりと過ごす人々の姿が印象的。

ホテルスプレンディッド

ホテルスプレンディッド

カンヌのホテル

パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレの正面から東に約3kmにわたって、超高級ホテルや高級ブランドショップ、レストランが立ち並ぶクロワゼット大通り。どのホテルやアパートメントの前も手入れの行き届いた緑の芝生。やはりここはリゾートの街カンヌ。

 

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その他の見所
ノートルダム・ド・レスペランス教会

16世紀~17世紀にかけて建てられた教会 シュケを上りきった高台にある。
レランス諸島
サント・マルグリット島とサン・トノラ島から成り立っており 旧港から一日約10便の船が出ている サント・マルグリット島まで約15分 さらに15分ほどでサン・トノラ島に着く。

アヴィニョンのホテルから高速道路をバスで約290km。カンヌの町に着きバスを降りた時、まず思い出したのは、二十数年前、ニューヨークからアテネの空港に降り立ったときに感じたあの熱気です。

あの時は、4月の中旬でしたが、北海道と同じ緯度にあるといわれるにもかかわらず、瞬間的に丁度だるまストーブや反射式電熱器のそばを通ったときの熱気を感じました。

その時、地中海の向こうにあるサハラ砂漠を思い浮かべました。現実に体感するということはその記憶をいつまでも残しているものです。

知識では、地中海や瀬戸内海など陸に挟まれた海に面した地域の気候については理解しているつもりで、瀬戸内の岡山に住む私も、南ヨーロッパの気候もわかっていたいたつもりですが、実際に南ヨーロッパに行くと岡山の春とは少し違い、熱気を感じます。

アフリカ大陸と南ヨーロッパとの距離は、四国と岡山よりははるかに離れており、サハラ砂漠の熱気を感じるというのも大げさで・・・・、と思いながらその時は思考もそこで中断していましたが、今回再度その熱気を感じました。

帰国してから、「これは、サハラ砂漠で発生する高気圧が、中央高地によって大西洋側の湿った低気圧から守られているから」との記載を読み、恥ずかしながら今になって改めて納得した次第です。

すなわち、同じ地中海性気候でも、岡山では、春は北の大陸からの高気圧、夏は太平洋高気圧(海洋性高気圧)に覆われた気候であり、南ヨーロッパでは、砂漠で発生する高気圧による気候(あのストーブのそばで感じるカラッとした熱気)なのです。

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