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幸山城跡から福山城跡へ登る道はいくつかあるが八畳岩という名称に興味があったのでそこへ立ち寄ってみた。
岩が巨大なのと、丁度前に休憩小屋と思われる建物が建っていたり、大きく伸びた熊笹が生えていたりで、八畳岩の大きさを示す全体写真は撮ることができなかった。
しかし、八畳岩には、磨崖仏が彫られていたり、登山道沿いには多くの巨大な岩石が連なっていたりしており、冒険気分を楽しむことができた。何よりも素晴しかったのは、八畳岩の上からの眺望である。
また、八畳岩は、当初予定していた福山城跡への登山道から少しはずれたところにあったので、立ち寄るだけのつもりだったのであるが、どうも上に登る道がありそうなどで、補助ロープも張られている急な登山道を登ってみた。
登山道は、急峻であるがそれなりに冒険心を誘い楽しむことができる。
また、登る途中で上から下りてきた方と話しをした時、「あの三重塔はどんなにして岩の上に上げたのだろう」と言われて、振り返ると、大きな岩の上に石の三重塔が建っていた。
妙見展望台からの眺めもすばらしい。
この急峻な八畳岩経由の登山道を登るのが無理な方は、八畳岩、妙見展望台のどちらも、西郡コースから数拾メートル入った所にあるので訪れることができる。
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