天王八幡神社ー金ボタル発生地ー

天王八幡神社

天王八幡神社

天王八幡神社の境内と社叢は、全国的にも珍しい金ボタル(和名ーヒメボタル)の発祥地として知られている。毎年7月10日前後1週間ほどの間、日暮れから1時間ほど黄金色の光を発しながら雄が飛び交い、雌は地表や笹の茎等にとまり弱い光を放つ。

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名称 岡山県指定天然記念物 金ボタル発生地ー天王八幡神社ー 昭和34年3月27日指定
所在地 新見市哲多町蚊家
TEL 0867-96-2112 新見市哲多支局地域振興課
概要 この地に生息する金ボタルは、全国的にも珍しいホタルとして珍重されています。

学術的にはヒメボタルという名前がつけられています。

通常のヒメボタルと比べると体長が半分で、メスは5mm前後、オスは7mm前後で
小型です。

金ボタルの名前の由来は、黄金色の光を発するところから付けられました。

幼虫は陸生の巻き貝を食べ、幼虫のまま越冬し成虫になります。

ここは、標高約500mの神社林で一帯は湿潤で金ボタルには望ましい環境といえます。

毎年、七夕を過ぎた7月8日頃から約2週間、日暮れとともに瞬間的な光を発
しながら飛翔し始め、約1時間程飛び交います。

メスは後の羽が退化し、飛翔することができず、草むらでオスに愛の光を発します。

オスは地表面から約1~2mの高さを飛びメスと光の交信をし、相手が見つかると
降下して交尾をします。

金ボタルは、地元蚊家保育園の園歌にもなっており、人里の象徴的生物になっている
ことは全国的にも稀です。

天王八幡神社 新見市教育委員会(現地案内板)

注意事項 金ボタルを保護するために、

・捕獲しないで下さい、

・人工光(車・懐中電灯の光)を照らさないようにしましょう。

・大きな声を出さず、静かに鑑賞しましょう。

・禁煙、飲食はできません。

・その他、自然を損なう行為はご遠慮下さい。

祭り 天王八幡神社秋祭りー10月最終土・日曜日、

秋祭り渡り拍子(頭打)

交通 JR伯備線新見駅より車約40分、

中国自動車道新見ICより車約40分

駐車場 普通車40台

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