井神社・兼康神社

井神社・兼康神社参道

井神社・兼康神社参道

湛井堰から北方に5分程歩いた権現山の山腹、湛井堰を見下ろす所には、元々湛井堰の傍に祀られていた井神社と平安末期に湛井堰を改修妹尾兼康を祀った神社が建てられている。この地域は吉備国の中でも農業用の灌漑用水の水源として非常に重要な位置を占めていた様子である。

Sponsored Link



名称  井神社・兼康神社
所在地  総社市井尻野
TEL  0866-92-8277 総社市商工観光課
 祭神 罔象女命(みずはのめのみこと)ー水を司る神ー

水分命(みくまりのみこと)ー水の分配を司る神ー

歓請年代 不詳
概要 もとは湛井堰の樋門の傍らに祭られていたらしいが、元禄元(1688)年に現在地へ遷宮した。

宝永(1704~1710)頃と元文4(1739)年に修復されているが、明治17年と大正11年
に火災により社殿を焼失している。

現在の社殿は、昭和3年に改築されたものである。

兼康神社は井神社に併祀されており、妹尾兼康を祭っている。

兼康-?~寿永2(1183)年ーは、平安末期ごろ備中国都宇郡妹尾郷(現岡山市妹尾)
を本拠とする平氏方の武将で、湛井堰から取水する12ヶ郷用水は兼康によって整備された
と伝えられている。

井神社および兼康神社の氏子は、俗に「水氏子」と呼ばれ、12ヶ郷用水掛かり全域と
なっている。(現地案内板)

交通  JR伯備線総社駅より車約5分または美袋方面行バス10分湛井下車徒歩約10分、

岡山自動車道岡山総社ICより車約15分

駐車場  湛井堰横ー高梁川河川敷に降りる道路があり、河川敷に駐車可能(駐車場所より徒歩約5分)

Sponsored Link



Follow me!

史跡

前の記事

湛井十二ヶ郷用水
史跡

次の記事

井山宝福寺