一本松古墳

一本松古墳ー岡山市半田山植物園ー

一本松古墳

岡山市街地の北部半田山丘陵の一角、半田山植物園の上標高85mにある、全長65mの前方後円墳。後円部の頂上には、大きな穴の跡があるがこれは、第二次大戦中の高射砲陣地の跡とか。この古墳の下に設けられた展望台からは岡山市街地はもとより、操山丘陵から児島半島方面に向けての眺望が広がっている。

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名称  一本松古墳
所在地  〒700-0004 岡山市北区法界院
TEL  ー
概要 標高85m程の丘陵上に営まれた、全長65mの前方後円墳である。

後円部径約43mで、南の平野側に向けた前方部がやや短く低いのが特徴である。

埴輪や葺石は認められない。

後円部の頂上は戦時中に高射砲陣地となった時、大きな穴があけられたが、ここに
竪穴式石室があった。

東京国立博物館に保管されている副葬品には、鉄槍や一部に金を張った冑などの武器類に
加え、鍬を鍛えるのに用いた金槌やヤットコがあり、この古墳に埋葬された首長と
鍛冶集団の関わりが注目される。

この古墳は、以上のような特徴から、古墳時代中頃、西暦5世紀半頃の築造とみられている。

なお、この古墳のすぐ南の尾根筋など、周辺部には、小規模な方形の古墳数基や、弥生時代の
墓地などが所在している。(現地案内板より)

交通  JR津山線法界院駅より徒歩約25分、

山陽自動車道岡山ICより車で約15分、徒歩約10分

駐車場  普通車85台、バス12台、有料

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