静円寺 本堂

静円寺

静円寺

戦国時代の天正7(1579)年の建築と伝えられる建造物で、江戸時代に改修されてはいるが、室町時代の特色が色濃く残っている。建物は、桁行五間(11.86m)、梁間五間(11.77m)、単層、入母屋造、本瓦葺、妻飾は二重虹梁大瓶束式に、蟇股(かえるまた)を付した豪華で優美なもの。

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名称 岡山県指定重要文化財 横尾山 静円寺(じょうえんじ)本堂 昭和31年4月1日指定
所在地  〒701-4214 瀬戸内市邑久町本庄3625
TEL  0869-22-0529 安楽院、

0869-22-0341 光明院、

0869-22-0353 地蔵院、

0869-22-1982 瀬戸内市観光協会邑久支部

概要 横尾山静円寺は、邑久郡邑久町本庄字横尾にある真言宗古義派の寺院です。

本堂の棟札に「天正七年(1579)11月3日上棟」とあり、桃山時代に再建、もとは
西側山上にあり、江戸時代中期に現位置に移転されたものです。

建物は、桁行五間(11.86m)、梁間五間(11.77m)、単層、入母屋造、本瓦葺、妻飾は
二重虹梁大瓶束式(にじゅうこうりょうたいへいづかしき)に、蟇股(かえるまた)を付
した豪華で優美なものです。

破風下には三つ花懸魚(げぎょ)が吊られています。

柱は欅の総円柱。

背面を除いて三面に勾欄(こうらん)のない縁をまわし、正面に一間の向拝が付けられて
います。

内部は、前二間通りが外陣で吹き放しとなっています。

内陣との間を虹梁でつないでいるが、この虹梁でつないでいるが、この虹梁には古い様式
のある錫杖(しゃくじょう)彫が刻まれています。

内陣正面には禅宗様の須弥壇(しゅみだん)を設け、入母屋造、宮殿形の厨子が安置
されています。

平成9年3月 邑久町(現瀬戸内市)教育委員会 邑久町文化財保護委員会(現地案内板)

交通  JR赤穂線邑久駅から車10分または北回り牛窓行きバス10分横尾入口下車徒歩10分、

岡山ブルーライン邑久ICより車5分

駐車場  普通車50台

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