松神神社の歌舞伎舞台

松神神社

松神神社

弘化3年(1846年)、中島東有元城跡東側の王子権現の境内に建てられてたものを大正10年(1921年)にここ松神神社境内に移築したものである。江戸時代末期から歌舞伎が奉納され現在も続いている。

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名称 岡山県指定重要有形民俗文化財 松神神社の歌舞伎舞台 昭和38年4月13日指定
所在地  勝田郡奈義町中島東607
TEL   0868-36-3439
概要  この舞台は、弘化3年(1846年)、中島東有元城跡東側の王子権現の境内に建てられてた
ものであるが、明治28年に回り舞台に改造され、大正10年(1921年)に松神神社境内
に移築されたものである。

桁行5間(9米)、梁間3間半(6米30糎)で外観構造では、間口7間、奥行4間半の木造
平屋建て、入母屋造り、桟瓦葺、床高約2米、周囲漆喰壁、上手には太夫座・囃子座が設
けられ、また、花道も完備しており、舞台中央には特殊な木製滑車32個を取付けた直径
5.8米の皿廻し式(ろくろ式)の回り舞台が装置してあり、この舞台の大きな特色と
なっている。

また、床下は、役者達の化粧と衣装の着替え部屋となっているのも特色である。

百数十年の舞台に耐えながら、地区民の愛着の中で幾度の補修を重ねてきた当舞台は、
江戸時代中期頃と伝えられ、しかも上方の舞台機能を備えた本格的な舞台として岡山県の
重要有形民俗文化財に指定され、県下でも数少ない貴重な舞台となっている。

奈義町教育委員会(現地案内板)

祭礼  祈年祭、秋祭、前夜祭にはお湯立祭を執行
交通  中国自動車道津山ICより車約20分
駐車場  25台

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