鯉が窪湿原

鯉が窪池ー鯉が窪湿原ー

鯉が窪池

標高540m~550mの高原にある西日本を代表する湿原。学術的に貴重なビッチュウフウロ、シモツケソウ、サギソウ、オグラセンノウなどの植物やハッチョウトンボなどの昆虫が200種類以上も多数自生している。

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名称  岡山県自然環境保全地域 鯉が窪湿原 平成14年6月28日指定
所在地  新見市哲西町矢田・八鳥、大野部
TEL  0867-94-2113
概要  西部本州を代表する特異な生態系を有する湿原とその周辺地域、35.29ha、

この地域は、吉備高原の北西部に位置する海抜540m~550mの鯉が窪池を中心とした
地域であり、本州西部の湿原を代表する鯉が窪池周辺に発達した湿原及びその周辺の
森林からなる地域。

地域内の湿原には、オグラセンノウ、ビッチュウフウロ、ミコシギクなどの稀少かつ植物
地理学上貴重な植物をはじめ多数の湿生植物が自生している。

また、メダカなどの水棲動物のほか、ヒメヒカゲなどの分布上学術的に重要な昆虫が生息
している。

周辺森林には森林棲の動物が多く見られ、県北部の中でも恵まれた動物相を呈している。

この地域の全域が「特別保全地区」に指定され、さらに「野生動植物保護地区」に指定
されている。

また、この地域は「鯉が窪湿生植物群落」として、昭和55年に国の天然記念物の指定を
受けている。(現地案内板参考)

天然記念物 国指定天然記念物 鯉ヶ窪湿性植物群落 昭和55年3月6日指定、

湿生植物の一大群落地で西の尾瀬ともいわれる。

主な植物  ビッチュウフウロ、シモツケソウ、サギソウ、オグラセンノウ、トキソウ、コガマ、
リュウキンカ、ノハナショウブ、ホソバノセイタカギク、ヒツジグサ、コタヌキモ、
モウセンゴケ、ジュンサイ、ドクゼリ、サワオグルマ、クサレダマ、コバギボウシ、
ハンカイソウ、ツクシミノボロスゲ、
主な動物 エゾゼミ、ヒメアカネ、ハッチョウトンボ
鯉が窪池  この鯉が窪池は300年昔の元禄8年(1694年)に築造され検地帳で確認されており安政年間
(1854年~1860年)に当時の備中松山藩主板倉氏が灌漑用水池として修築されその後2度の
堤嵩上げ大修理を経て今日に至る。満水時の面積は約2.7ヘクタールで下流の水田4.5ヘクタールを潤している。

鯉が窪池を造った先人達の労苦を偲びその業績を称えここに記念碑を建立する。

平成6年5月3日 鯉が窪池推理組合

料金  200円(協力金)
開園時間  8:00~17:00(巡視員がいる時間)
定休日  無し
交通  JR姫新線新見駅より車約30分、

中国自動車道新見ICより車約30分

駐車場  普通車30台、バス2台

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