熊山遺跡

熊山遺跡

標高508mの熊山山頂にある全国に類例を見ない石積み遺構で、ほぼ方形の基壇の上に、割石で三段に構築している。第一段は南面が狭く、北面が広い台形、第二段は、南面が広く、北面が狭い台形になっている。第三段は、方形であるが、中央部分に大石で竪穴の蓋がしてある。戒壇に似た、類例のない特殊な遺構である。本石積遺構の築成年代は、奈良時代前期で、三段の石積の仏塔と考えられる。

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名称 国指定史跡 熊山遺跡 昭和31年9月27日指定
所在地  赤磐市奥吉原
TEL 0869-55-6175 赤磐市観光協会
概要  この遺跡は、熊山山頂(508m)に在って、全国に類をみない石積みの遺構である。

ほぼ方形の基壇の上に、割石をもって三段に構築している。

第一段は南面が狭く、北面が広い台形、第二段は、南面が広く、北面が狭い台形になっている。

段二段の四側面の中央に龕(ガン)が設けてある。

第三段は、方形であるが、中央部分に大石で竪穴の蓋がしてある。

石積みの中央には、竪穴の石室(約2メートル)が作られていて、その石室に陶製の筒型
(五部分に分けられる)の容器(高さ1.6m)が収められていた。

この陶製の筒の中に、三彩釉の小麦と文字が書かれた皮の巻き物が収められていた。
と伝えられている。

陶製の筒型容器と三段釉の小壷からみて、本石積遺構の築成年代は、奈良時代前期で、三段の
石積の仏塔と考えられる。

また、熊山山塊には、現在大小三十二基の石積の跡が確認されている。

国指定の石積遺構に類似しているが、築成の目的、年代、築成者など異なるものと思われる。

管理団体 岡山県赤磐市(現地案内板より)

交通  JR熊山駅より徒歩約2時間、車で約20分、

山陽自動車道和気ICより車で約30分

駐車場  普通車20台

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