松山長昌寺地蔵石仏

松山長昌寺地蔵石仏

松山長昌寺地蔵石仏

この石仏は本来この近くの崖の上部に彫ってあった磨崖仏であったが、天保7(1836)年地震で転落して横倒しになっていたのを、幕末(1850年頃)に地元の人々が引き起こして現在のようになったといわれる。像高1.66m、花崗岩の自然石の表面を彫りくぼめた地蔵菩薩立像で、応永19(1412)年の刻銘がある。

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名称  岡山県指定重要文化財 石造美術 松山長昌寺地蔵石仏 昭和39年5月6日指定
所在地  〒700-0061 岡山市北区大安寺西町4-5
TEL  ー
概要  大きな花崗岩の自然石に彫られた延命地蔵で、正面(南)に高さ2.6メートルの
花頭窓風の龕部(がんぶ)を画し、その内に身長1.66メートルの地蔵菩薩立像を
高肉彫りに彫り出している。

地蔵は蓮華座に立ち、右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、背後に二重の頭光を刻んで
いる。

像身の右側に「松山長昌寺応永十季四月廿四始」、左側に「同十九首十三幹縁長昌
上人記」の刻銘があり、この石仏は応永10(1403)年から同19(1412)年まで
9年を費して松山長昌寺の僧が造立したことが分かる。

昭和39年5月に岡山県の重要文化財(建造物ー石造物)に指定された。

平成7年3月 岡山市教育委員会(現地案内板より)

交通  JR岡山駅より車で約10分、

JR吉備線大安寺駅より徒歩約8分、

山陽自動車道岡山ICより車で約15分

駐車場  ー

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