dragonfly-habitat-of-okayama-nature-conservation-center
この自然保護センターには20種類以上のトンボが生息しています。これらのトンボは、ほとんどの種類が平地の止水域、すなわち池周辺の湿地に生息しています。
すべて肉食性で、卵からかえったヤゴは、ボウフラなどの水生小動物を捕食して成長し、水面に突き出た水草や杭などにはい上がって羽化します。
羽化した成虫も他の昆虫を捕食して暮らしています。
種類 モノサシトンボ ハグロトンボ オオシオカラトンボ ショウジョウトンボ
産卵場所 植物組織内 植物組織内 岸辺の水中 岸辺の水中
幼虫の生息場所 平地~丘陵地の池沼 平地~丘陵地のゆるい流れ 平地~丘陵地の池沼 平地~丘陵地の池沼
成虫の見られる時期 5月~9月 5月~9月 5月~11月 4月~11月
原っぱの虫たち
昆虫は、種類によってそれぞれ生活している環境が異っています。
それは、原っぱという一見変化のないように見える環境でも、草の背丈や生えている種類によって見られる昆虫の種類が異なっています。
このあたりの原っぱでは、表に示したような昆虫が見られます。
環境 主に見られる昆虫
背の低い草原 モンキチョウ、キチョウ、ゴミムシ類 など
背の高い草原 キリギリス、イチモンジセセリ、ハネナガイナゴなど
樹木混じりの背の高い草原 ツバメシジミ、ウラナミシジミ、ハナアブなど
現地案内板より
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