御前神社

御前神社

御前神社

吉備津神社の摂末社72社の一社としてまた、妹尾西磯の鎮守社として祀られた神社。境内にある燈籠には、開闢 神亀3(726)年とあり、約1300年前にはこの地に社殿が建立されていたと推定される。吉備津彦命が汗入の沖で大風により船が転覆しそうになった時大亀に助けられたという伝説があり境内には亀が祀られている。

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名称  御前神社(おんさきじんじゃ)ー通称名 西の宮ー
所在地  〒701-0205 岡山市南区妹尾897
TEL  086-281-4938
御祭神  彦五十狭芹彦命(ひこいさせりひこのみこと) 大吉備津彦命
由緒  御祭神の吉備津彦命は第七代孝霊天皇(およそ西暦BC290年~BC215年)の皇子で
第十代崇神天皇(およそ西暦BC97年~BC30年)の御代に四道将軍の一人として
吉備の国に下されこの国を平定された。その後、第十六代仁徳天皇(およそ西暦313年~399年)が吉備地方に行幸になった時、
吉備津神社を建立し命を祀った。

当社は、吉備津神社の摂末社七十二社の一社であり妹尾西磯の鎮守社として祀った
ものである。

創建は定かではないが、当社燈籠に「開闢(かいびゃく)神亀三(726)年春三月」とあり、
聖武天皇(西暦724年~749年)の御代約千三百年前にはこの地に社殿が建立されていた
ことがうかがえる。

また伝説によれば、吉備津彦命は汗入の沖で賊将梟帥(たける)をせいばいしたとき
大風により船が転覆しそうになったが大亀に助けられた。

やがてその磯の前の三つの小島に住吉三神を祀り、汗入の浜に豊玉彦命・豊玉比売命
を祀った。

その後現在の地に社殿を建立し吉備津彦命を祀ったとされている。

現在でも、三つの小島の証として、境内には波に洗われた大岩・土中には多くの貝が
現存する。

社殿  両社宮と呼ばれ二つの社を一つの拝殿でつないでいる。
摂社  大綿津見神社(豊玉彦命)俗称龍王宮
末社  恵比須神社(事代主命) 天満宮(菅原道真公) 厳島神社(市杵島姫命)
祭儀  歳旦祭ー一月一日、えびす祭ー一月十日、てんじん祭ー一月二十五日、

春季大祭ー五月五日、べんてん祭ー六月一日、夏祭ー七月下旬、

秋季大祭ー十月十日、月次祭ー毎月一日

文化財 岡山県指定重要文化財 児島湾漁撈回漕図 一面
御神徳 長寿の守護神・産業の守護神・安産育児の守護神・学業の守護神
交通  JR瀬戸大橋線妹尾駅より徒歩約7分、

早島ICより車で約15分

駐車場  普通車3台

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