新庄山城跡ーハイキングコースー

新庄山城跡方面ー三徳園よりー

新庄山城跡方面

三方が小高い丘に囲まれた三徳園の南東部には、戦国時代の山城、新庄山城跡があり、この山城跡を巡るハイキングコースが整備されている。このハイキングコースからは、山麓の三徳園をはじめ、北部の東平島、瀬戸方面、北東部の浦間茶臼山古墳のある浦間方面、南部の西大寺、吉井川河口方面の眺望を楽しむことができる。

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名称  新庄山城跡ーハイキングコースー
所在地  〒709-0614 岡山市東区竹原620
TEL  ー
新庄山城 新庄山城(しんじょうやまじょう)(別名 奈良部城),

頂に本丸を構え、尾根筋に郭を縦列に配し、先端に堀切のある連郭式の山城。

築城年代は不詳であるが、亀山城主中山備中守の臣、新庄助之進の居城と伝えている
ので、16世紀前葉であろう。

ただし、現在の城跡は宇喜多時代に改修された跡。

天文18年(1549)春、乙子城主宇喜多直家は、砥石城主浮田大和が主君浦上宗景に
背いたとし、宗景の軍勢と協力し砥石城を攻め、大和を敗死させた。

このときの恩賞として宗景から新庄山城が与えられ、乙子城から移ってきた。

永禄2年(1559)、亀山城主中山備中守と砥石城主島村豊後守とが、主君宗景に対し
謀反の噂があった。

宗景は直家に命じてこれを誘殺させた。

この功により直家は亀山城を賜り、新庄山城から移った。

新庄山城は家臣に守らせていたが、直家が岡山城主となったとき、この城は役目を終え
廃城となった。

なお、本丸跡から焼麦が現在も出土する。

コース  今回の登山ルート

新庄山登山口⇒(約400m)新庄山跡(石鉄神社)⇒(約600m)高尾展望台
⇒(約200m)南光台⇒(約800m)明王寺⇒(約300m)馬路山
(約400m)沼越峠(大平山)⇒(約200m)三村辻
⇒(約400m)大山⇒(約300m)北見台⇒(約600m)上道中学横登山口、

上道中学横登山口の案内板の記載から、今回の登山ルートに石山シャシャ木山を加えて
上道六座ということのようである。

交通  JR岡山駅より片上・瀬戸駅・八日市行バスで40分、赤坂下車徒歩約15分、徒歩約20分、

山陽自動車道山陽ICより車で約20分、徒歩約20分

駐車場  ー

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