両面薬師堂ー遥照山ー

両面薬師(南面)

両面薬師(南面)

ここ遥照山山頂近くに祀られている仏様は、本尊の石像が南面と北面の両方に彫刻した、二仏一体の珍しい像で「両面薬師」と呼ばれている。南面は、薬師如来、北面は釈迦如来で、堂も南北両方から拝むことができるようになっている。平安初期、慈覚大師による開山と伝えられている。

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名称  遙照山 厳蓮寺薬師院ー両面薬師ー
所在地 浅口市金光町上竹2545-2
TEL  0865-42-6611 遥照山温泉
宗派 天台宗
開山 慈覚大師ー平安初期
海抜405.5mの遙照山は、古来村人が「聖の山」として朝夕仰いできた一千余年の歴史を秘めた
霊山である。

その昔、承和14年(847)、慈覚大師が入唐して帰朝のおり、両面の薬師尊像を勧請安置したのが
創りである。

延喜式主税帳にも準国分寺として寺領一千束が支給されていたことを載せている。

かっては、東谷、西谷、北谷といわゆる曜星千坊があったといわれる程の隆昌を極めたが、乱世
と共に次第に衰微して長い年月を経た。

ところが昭和44年に至り明王院第38世亮薫大僧正の発願により独立を宣言し、法燈は延喜の御代
の光を再び耀かすようになった。

両面薬師は、名の如く石像が両面に彫刻してあり、表面(南)は薬師如来、裏面(北)は釈迦如来
である。

堂も南北に正面を持つ三間の宝形造の覆屋の中に納められている。

なおこの覆屋も南北に向背を持つ二正面の建物である。

この堂は、西山理叟が明応2年(1493)再建したものであると備中誌は伝えているが、再建年代の
推定は現状では困難である。

しかし彩色した厨子の唐破風や掛鼻等建築の一部に中世の様式を残しているものがある。

鴨方町教育委員会、鴨方町文化財保護委員会(現地案内板)

ご祈祷内容、

當病平癒 身体堅固 家内安全 交通安全 学業向上 除災招福 福徳子授
安産祈願 良縁成就 事業繁栄 商売繁昌 家門繁栄 招福長寿 受験合格
夫婦円満 家内円満 厄除祈願 必勝祈願 開運祈願 旅行安全 海運安全
工場安全 工事安全 航空安全 無病息災 願解御礼 無事成長 息災延命

行事 月祈願法要は毎月8日 10:00~、

特別祈願法要は正月 5月10月8日 10:00~、

交通  JR鴨方駅から車で約20分、

山陽自動車道鴨方ICより車で約15分

駐車場  ー

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