和気アルプス

和気アルプス

和気アルプス

和気アルプスとは、吉井川と金剛川の合流部、北曽根城跡のある和気富士から北方の神ノ上山にかけての標高170mから300mの連峰のこと。アルプスのように縦走ができ、クライミングを楽しめる岩山もあることから県内は勿論、県外からも多くの登山愛好家が訪れている。尾根沿いの縦走路からは和気の町並みを楽しむことが出来る。

和気アルプスは、約8千年前から約7千300万年前の白亜紀末期に存在した巨大なカルデラ(和気カルデラ)の中央丘(流紋岩溶岩)の一部を構成していたとみられており、赤磐市周匝にある地球史研究所を中核施設としたジオパーク構想でジオサイト候補地の一つとされている。

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名称  和気アルプス
所在地  和気町
TEL  0869-93-1126 和気町観光協会
概要 今回の「和気アルプス」登山では、「和文字焼き」の「和」の字のすぐ右に見える谷になったところから、「和気観音」を通って登った(観音山登山道)。

当初、「和気鵜飼谷温泉」の駐車場に車を置いて、その駐車場のすぐそばから登り、北曽根城跡方面へ縦走する予定であったが、登山道(温泉新道)が個人所有の山で、「登山者によって荒らされる」とのことで通行止めになっていた。

そこで、片鉄ロマン街道(自転車道)を通って、和気観音への参道(観音山登山道)から登り、まず北曽根城跡まで縦走した。

北曽根城跡からは、観音山登山道まで引き返し、観音山⇒エビ山⇒岩山⇒前ノ峰⇒穂高山⇒涸沢峰⇒奥ノ峰⇒槍ヶ峰⇒白岩山⇒和気アルプス鵜飼谷北稜ルート登山口、いわゆる、和気アルプス「表銀座コース」と呼ばれているルートの一部を縦走した。

下山後は、もちろん疲れた体を和気鵜飼谷温泉で十分に癒やして帰宅。

料金は日帰り入浴で大人700円。

今回の登山で思ったことは、今まで何となく眺めていた山が、そこに関心をもち登ってみると結構多くの峰や頂からなっており、非常に奥深いこと、谷を一つ間違えると全く違った所に降りてしまうこと、視点を変えて色々な角度から見ることの面白さなど、当たり前のことであるが改めて再認識した。

特色 和気アルプスは、約8千年前から約7千300万年前の白亜紀末期に存在した巨大なカルデラ(和気カルデラ)の中央丘(流紋岩溶岩)の一部を構成していたとみられている。

カルデラは火山活動によってできた大きな釜状の地形のことで、時間の経過によって削剥・浸食されて釜の形が失われるとコールドロンと呼ばれるようになる。

和気コールドロンはJR和気駅付近を中心として南北約23km、東西約15kmあり阿蘇カルデラ(外輪山=南北25km、東西18km)に次ぐ大きさを持つ。

参考資料:株式会社蒜山地質年代研究所発行 地質技術 第8号 21頁

交通 JR山陽本線和気駅より車で約8分、

山陽自動車道和気ICより車約10分

駐車場

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