旧撫川大橋の常夜灯と親柱

旧撫川大橋の常夜灯

旧撫川大橋の常夜灯

庭瀬往来が足守川を渡る所に、全長22m程の橋が架けられ、そのたもとには石造の常夜灯と親柱があった。この撫川大橋が昭和43年に元あった場所から少し南に架け替えられた時、その東側のたもとにあった石造の常夜灯と親柱が住民たちの熱意によって移設され現在は、大橋中之町公民館前に保存されている。

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名称  旧撫川大橋の常夜灯と親柱
所在地  〒701-0164 岡山市北区撫川
TEL  086-293-1111 岡山市吉備支所
概要  「備中国道筋井灘道船路帳」ー正保4(1647)年10月ーによれば、撫川橋長拾弐間、
はば七尺、深さ一尺五寸とあり、庭瀬往来が足守川を渡る所には、撫川橋が架けられて
いました。撫川橋というのは「大橋」という名で親しまれていた撫川大橋のことです。

現代の長さに換算すると、全長は22メートルほどの橋ということになります。

そのたもとには、石造の常夜灯と親柱がありました。

親柱に刻まれた年号によると、「大橋」は大正5年に架け替えられ、さらに昭和43年
にはその南の位置となる現在の場所へ架け替えられました。

その際に東側の常夜灯は中撫川の須佐之男神社の境内に解体保存され、西側の常夜灯は
撫川西地区に、また親柱は、大橋中之町公民館に移設され保存されてきました。

陣屋町の当時の景観を今に伝える庭瀬・撫川地区の堀や水路による町割り、城跡や
家屋の町なみを大切にする住民の熱意は強く、そのため須佐之男神社の境内に解体保存
されていた常夜灯を大橋中之町公民館へ移設して、当時の常夜灯の景観を平成19年度に
復元しました。

交通  JR山陽本線庭瀬駅より徒歩約30分、

瀬戸中央自動車道早島ICより車で約20分

駐車場  ー

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