羅生門第2門

羅生門第2門

羅生門 第2門 国指定天然記念物 昭和5年8月25日指定
羅生門は、標高400m前後の草間台のドリーネにできた石灰岩の巨大なアーチで上部は天然橋となっている。
第一門から第四門までアーチはつながり、末端は、羅生門第一洞と呼ばれる吸い込み穴となる。
成因は古い鍾乳洞が崩落し、一部分が残存してアーチとなった鍾乳洞のなれの果ての姿といってよい。

夏に訪れると、立ち込めるモヤと冷気に寒ささえ感じる。まさに「羅生門」の名にふさわしい鬼気迫る威容があった。
チョウジガマズミ・ヤマトレンギョウなどの好石灰植物のみならず、洞口から吹き出す低温多湿な自然条件により、高山性や北方性のほか、南方系・亜熱帯に生きる貴重な蘚苔類が隔離分布している。新見市教育委員会(現地案内板)
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