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金堂跡ー備中国分尼寺ー

金堂跡ー備中国分尼寺ー

備中国分尼寺の本尊をまつっていた建物跡で、寺域のほぼ中央に位置していた。
直径約70cmの円形の柱座や地覆座をもつ大形の礎石がほぼ当初の位置に現存しており、創建時の建物は桁行五間(約20m)、梁間四間(約13m)であったことがわかる。
礎石から推定される柱の太さは約70センチメートルで、極めて雄大な建物であったことが想像される。
本尊は中央の奥まった位置に須弥壇を設けて安置されていた。(現地案内板)
別に掲載する写真から、金堂の礎石が良好な形でほぼ当初の位置に現存していることがわかる。
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