日生諸島

日生諸島パノラマー夕立受山よりー

日生諸島

岡山県南東端部の備前市日生町南の瀬戸内海、備讃瀬戸と播磨灘の境に浮かぶ10余りの島々からなる日生諸島。その島々の多くは、山地の斜面が急に海面に突入しており、波に削られた粗い山肌と海の対象が面白い。主な島は、大多府島頭島鹿久居島、長島、鴻島、曾島、鶴島など。

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名称  日生諸島
所在地  備前市日生町
TEL  0869-72-1919 日生町観光協会
日生諸島  大多府島―周囲5kmの島の北岸は天然の良港をなし、南岸は奇岩に富み、「勘三郎洞窟」など
大小の洞窟がある。

大多府港は元禄11年(1698)に開かれた古い港で、当時の防波堤(元禄防波堤)が今も残るほか、
灯台にあたる「燈篭堂」も再建され、島内には自然歩道も整備されている。

頭島―周囲4kmと小さな島。

日生諸島の中では最も人口が多く、郵便局・小学校・診療所・漁業組合などの施設がある。

海釣り・観光底引船・島巡り・海水浴・みかん狩り 潮干狩りと、年中多くの観光客で賑わう。

鹿久居島―周囲28kmの岡山県内では最大の島。

古代から野生の鹿の生息地で、池田藩の鹿狩り場でもあった。現在も生息。

島の中央部の千軒湾周辺では、自然公園や鹿観察園、古代体験の郷「まほろば」で弥生時代の
生活が体験できる。みかん狩りも可能。

鴻島―周囲12kmで、古くは甲島・香島とも書かれ、頂上からの景観は雄大そのもの。

平安朝の都人が往来したと伝えられている。

鶴島―周囲2kmの丘陵地の小島で、高台からは小豆島や四国が眺望できる。

歴史的には切支丹殉教の島でもあり、島内にはマリア像や殉教碑がある。

長島ー日本初の「国立ハンセン病療養所長島愛生園」が設けられ、現在も元患者らが暮らしている。

「長島愛生園」は、同じ長島内にある「邑久光明園」、高松市の「大島青松園」と共に
世界遺産登録を目指して運動中。

その他の日生諸島ー首切島曽島取揚島明神島猿子島鴎島

日生諸島は、北西部に位置する夕立受山から一望することができ、カキいかだの浮かぶ
朝・夕の海は絶景である。

 邑久長島大橋ー長島と瀬戸内市邑久町虫明ー昭和63(1988)年5月開通ー、

頭島大橋ー鹿久居島と頭島ー平成16(2004)年11月開通ー、

備前♡日生大橋ー鹿久居島と頭島ー平成27(2015)年開通ー

交通  日生諸島へは日生港から大生汽船が出航
駐車場  普通車50台(日生港)

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