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備中・備後境界石

備中・備後境界石

従是東 備中国、従是西 備後国
二本松の国境
ここは備後・備中の国境である。備後側、備中側にそれぞれ国境碑が建てられている。
木製の門柱は御境杭木(おさかいこうぼく)という、備後側に浅野藩の番所(現遠藤氏宅)がおかれ、浅野領福代村の役人と備中側天領大竹村の役人(いずれも百姓番)がそれぞれ東西別個の控室に詰め、交代で一人ずつ中央の板の間に出張って国境警備にあたった。
栃木氏宅には番所資料(番所・規則(壁書)、警備用具等)が現存している。
明治40年夏、若山牧水は東京から宮崎への帰省の途次この地に宿り、この付近で
「幾山河越えさりゆかば・・・」の歌を詠んだ。
50m東の旅籠茶屋「熊谷屋」跡に牧水の歌碑が建てられている。
新見市教育委員会 庄原市教育委員会(現地案内板)
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