chohoji-temple-main-hall

本堂ー長法寺ー

本堂ー長法寺ー

右後方に見えるのは多宝塔。
当山四十五世寂照僧正は明治三十三年、一生を終るまで凡そ二十有五年の間、夜の明けるまで必ず百八つを撞いたといわれる。
当時の津山人はその鐘の音で起き出で、鐘を聞いて旅立ったといわれる。
明治二十九年津山中学教師として赴任した若き文豪嶺雲は鐘の音に夏の夜の明け易きを怨み断腸の思いで津山を去ったが、一生涯鐘の音は彼の脳裏にしみ込んでいた。
その鐘は大東亜戦争中供出、現在の鐘は昭和三十三年再鋳したもの。(写真は無いが、鐘楼あり)
Sponsored Link