旧森江家住宅

旧森江家住宅

旧森江家住宅

17世紀後半江戸中期頃に建築された県下では最も古いと推定される農家がそのまま移築保存されている。室内には家財道具や民具なども展示され、山村の中型農家の当時の生活をうかがい知ることが出来る。

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名称  国指定重要文化財 旧森江家住宅 昭和44年6月20日指定
所在地  〒708-0701 苫田郡鏡野町冨西谷120-4
TEL  0867-57-2030 富公民館
展示種類 岡山県下の民家では建築年代が古く、代表的な山村農家でおよそ17世紀後半ころのと
推測されている。

桁行き7間(約13.3メートル)、梁間3間(約5.9メートル)入母屋造茅葺きで、屋根
が大きく軒先が低くなっている。

棟の両側に大型の破風があり、どっしりとした建物である。柱はすべて栗材の手斧仕上
げであり、大黒柱、福大黒柱を配し、他の柱も太く小屋組は扠首構造である。

正面「にわ」(土間)の上手に梁間いっぱいの「いたば」(居間)があり、その奥に
「おくのま」(座敷)と「なんど」(寝室)を設けた「3間取り広間型」となっている。

居間が一番広い部屋で、囲炉裏を中心に日常の生活が営まれた。

土間の下手には「まや」(厠)「すいじば」「物置」がある。

開口部は表側のみで、他の三方は大壁造で閉鎖性が強く厳寒時に対応した住居となって
いる。

昭和44年6月20日付けで国の重要文化財に指定を受け、昭和51年4月に現在地へ移転
復元を完了した。

屋内には、村内で使用されていた民俗資料も展示されており、住まいの歴史を語りかけ
てくれる。

料金  無料
開館時間  平日9:00~16:00
休館日  平日以外
交通  JR津山線津山駅より富行バス90分終点下車、

中国自動車道院庄ICより車約50分、

米子自動車道久世ICより車約20分

駐車場  普通車10台、バス2台

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