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石碑ー昭和13年建立ー

石碑ー昭和13年建立ー

白山神社境内には、「白山神社由緒」と書かれ次の様に彫り込まれた石碑が建立されている。
白山神社由緒
祭神 伊邪那美命 菊理姫命
右二柱之神光孝天皇之御宇仁和年間當村内東山頂為所勧請而中古遷之千埋在之地至今日矣末社
米神奉齋鬼神首塚其由緒吉備津彦命為四道将軍而備中之岩屋退治温羅埋葬鬼神之首於此處由是
地名亦稱首部村

この記述は、白山神社の宮司職を700年間引き継いで来られ昭和30年に亡くなった首(こうべ)氏
記述と考えられる。その内容は、
白山神社 末社 米神社 祭神 鬼神首塚
四道将軍として吉備津彦命が備中岩屋に住む温羅(うら)を退治しました。
この神社は温羅を鬼神首塚としてお祀りしています。
これに由来して当地名を首部と称しています。
なぜ温羅が米神社かー温羅が、朝鮮半島からたたら製鉄技術を持ち込み、吉備農民に農耕の道具、鋤
や鍬などを広め、農業の発展に尽力したことにより、吉備が米どころとなった。
温羅は、農民から大変感謝され、功績をたたえられ、米の神として祀られたものと推察されます。
平成23年1月28日 白山神社責任役員(現地掲示案内書より)
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