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雪舟碑ー井山宝福寺ー

雪舟碑ー井山宝福寺ー

雪舟等楊禅師は約五百年前の人であり、総社市赤浜に生まれ、十二歳の時当山に入門し小僧となりました。
天性画を好み経巻を事とせず、遂に師僧の怒りに触れて方丈の柱に縛られ、落つる涙を足の親指につけて板敷に鼠の絵を描いたということは有名な伝説です。
この碑は昭和三年の建立であり、材は仙台石、高さ四・五メートル、幅一・四メートル、厚み三十六センチ、碑面を三段に分ち、上段の円相内は雪舟の自画像、中段は雪舟筆宋の育王山の全景、下段は藤井高尚の撰文、頼山陽の筆になる碑文であり、画聖の雪舟、国文学の泰斗たる高尚、漢文学の自眉たる山陽という三大文化人によってなる碑であるため、「三絶の碑」と呼ばれています。(現地案内板)
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