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白石島の石燈籠ー開龍寺ー

白石島の石燈籠ー開龍寺ー

市指定 石造美術品
真言宗開龍寺、奥之院・大師堂前に立つ石灯籠は、高さ1.4メートルで花崗岩製である。
竿・中台・火袋は四角であり笠の軒反りは弱い。三日月形の窓を持っている。
寛文12(1672)年、四代目の福山藩主、水野勝種公が寄進したことが刻まれている。笠の一部に欠損があるものの、笠岡では最古の石灯籠である。
奥之院は、縁起によると「寛保3(1743)年、今田慧弦なる人、修業中大師の夢告により神島八十八箇霊場を建立し当山を以て奥之院となす」とある。
巨石の下には大師堂があり、背後の洞穴から湧きでる清冽な地下水は、今でも参詣者の喉をうるおしている。
     昭和31年11月1日指定 笠岡市教育委員会(現地案内板)
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