芥子山
岡山市東区西大寺市街地の北西に見える円錐形の山(標高233m)。形が富士山に似ていることから備前富士として地元の人達に親しまれている。山頂からは瀬戸内市方面から、吉井川河口、干拓により出来た岡山平野、児島半島方面を眺めることができる。操山と共に岡山後楽園の借景ともなっている。
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- 芥子山山頂休憩舎
- 瀬戸内市方面
- 芥子山展望台
名称 | 芥子山 |
所在地 | 〒704-8182 岡山市東区広谷(芥子山山頂)、
〒704-8183 岡山市東区松崎(芥子山展望台) |
TEL | ー |
概要 | 芥子山小学校の北に位置し、西大寺地域の最高峰(標高233m)で、東に砂川が南流し、 南から西にかけての山すそにはJR赤穂線が通り、北は古都地区に続いている。 山頂からの眺望は素晴らしく、南には広大な新田地帯、吉井川、遠くは児島半島の山々 全体はハイキングコースとなり、遊歩道、休憩舎などの施設がある。 また山腹には名所、旧跡、社寺が点在しており、ぶどうやなしの果樹畑も広がっている。 山容は円錐状を呈するため、古くから「備前富士」の愛称で親しまれ、後楽園の借景とも 平成6年11月、「新 西大寺八景」のひとつとして選ばれた。(現地案内板) |
交通 | JR岡山駅より車で約40分、
山陽自動車道岡山ICより車で約50分 |
駐車場 | 有り(山頂近く) |
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岡山藩主池田光政が、産土神601社と由緒ある神社を残し社や祠10,524社を廃し71社の寄宮に合祀。後、正徳3年次の藩主綱政がこの地にあった神社境内を拡張、社殿を建て71社の寄宮の内5社だけを残し66社を合祀。これが大多羅寄宮。
芥子山の南東山腹にある寺院。西大寺観音院の会陽に使用される宝木の原木を、西大寺からの使者に授与する「宝木取り」の儀式が行われる寺。その儀式は観音院と無量壽院の間を真夜中に提灯の火を頼りに無言で往復するという神秘的な行事。
元義は、岡山藩士の家に生れたが脱藩放浪生活を送り、新古今調の和歌が全盛の幕末、おおらかな万葉調の歌を詠んだ異色の郷土歌人。子規に万葉以来の歌人と絶賛された。その元義が晩年滞在していた布施神社境内には歌碑が二基建てられている。
- 金甲山・旭川方面
- 芥子山
- 操山ー鹿島公園よりー