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鬼城山ビジターセンター

鬼城山ビジターセンター

駐車場そばのビジターセンターでは、西日本に分布している古代山城や鬼ノ城について、パネルや模型、映像による解説がなされており
古代山城や鬼ノ城についての知識を深めることができる。

「古代山城とは?
古代山城は西日本に約30ヶ所が存在するといわれ、現在23ヶ所が確認されています。
このうち「日本書紀」などの歴史書に記載されている山城を「朝鮮式山城」と呼び、大野城・基肄(きい)城(665年)、金田城・屋嶋城・高安城(667年)が知られています。
築城の背景には7世紀中ごろにはじまる朝鮮半島の戦乱と関係しており、当時の朝廷が百済の亡命貴族を登用し、築城を指導させたことも知られています。
一方、文献に載っていない山城を「神籠石系山城」と呼び、鬼ノ城もその一つです。
だれが、いつ、どのような目的で築城されたかについては諸説があり謎の多い山城ですが、我が国の城としては最も古い城の可能性もあります。
古代山城ー朝鮮式山城
       ー神籠(こうご)石系山城ー九州型(高良山城など)
                        ー瀬戸内型(鬼ノ城など)
神籠石系山城は、山城の立地や、城壁の取り巻き方から、九州型と瀬戸内型に分かれる。」
以上「古代山城 鬼ノ城-展示ガイドー」総社市教育委員会 編集・発行より(この冊子は、現地ビジターセンターで購入できます。)
岡山県内のには、他に「神籠石系山城」として、大廻小廻城跡がある。
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