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猿塚ー明王寺ー

猿塚ー明王寺ー

猿光稲荷大明神
大正9年の頃、先々代憲亮法師が、ある雪の朝、境内で寒そうにふるえている大猿を見つけて、見ると脱腸のように腸がたれだして弱っていたので縁の戸袋のあたりにかくまっていたが手当のかいもなく逝った。

葬る時に、
「わしも痔を病んで困っているが、お前も同じように病で苦しんだのだから他人の痛みもわかるであろう。そのような苦しみを助ける仏になっておくれ。」
と因果を含めて葬った。

以来、参道に行列ができる程のお参りがあったと。

今なお霊験あらかたな猿光稲荷大明神です。

    平成26年 山主 亮章(現地案内板)
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