芥子山山頂より見た岡山市東区。拡大すると
左から吉井川が児島湾の湾口に向かって流下している。右側の児島湾には旭川の流れも流入しており、この児島湾の湾口は岡山県下の半分を越える流域の水を瀬戸内海に排出していることになる。
正面より左方に煙突のある青白い建物が見えるがこれは岡山市の東部クリーンセンターで可燃ごみの焼却炉に隣接して粗大ごみ・資源ごみの処理、リサイクル施設が設けられている。
上記東部クリーンセンターの周囲には企業団地が設けられ、吉井川の手前には「はだか祭り」で全国的に知られた西大寺観音院がある。
左端、吉井川の左岸に小さな丘陵地（瀬戸内市）が見えるが、この丘陵地は上寺山と呼ばれ、天台宗の寺院、上寺山 余慶寺と6院の塔頭、豊原北島神社が建ち並んで平安時代に発展した神仏習合の形態を今に留めており、古き日本を偲ぶことが出来る。
吉井川両岸の平野部の多くは、戦国時代末期から江戸時代、特に江戸時代において干拓されたものでその事跡の偉大さには感服させられる。吉井川の手前中程に延びた緑地帯は砂川で、旭川放水路の百間川と合流し児島湾に流出している。
また、砂川の向こう側に見える道路は国道2号線。児島湾口の向こうに見える島は、豊島でベネッセの作った豊島美術館がある。
豊島の左から画面左端まで伸びる一番遠方に見える山は小豆島。
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