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吟風閣

吟風閣

吟風閣は、6代目足守藩主が、命を受けて宝永5(1708)年に京都の仙洞御所、中宮御所を造営した際、その残材を持ち帰って建築したと言われる風雅な建物である。
雨戸を開閉する時、部屋の隅にある柱の所で直角に敷居を滑らせ回転させる仕組みになっており、戸袋が一ヶ所ですむようになっている。
数寄屋造(すきやづくり)、1階は「さし天井」、2階は「船底天井」、屋根は銅板葺き(かっては草葺)となっている。(
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