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赤磐市指定文化財　熊山の宝篋印塔
古代から中世にかけた栄えた帝釈山霊山寺（たいしゃくざんりょうぜんじ）があったこの地に残る花崗岩製の宝篋印塔。
鎌倉時代、正応5（1292）年に建てられた。
相輪上端を欠損し、現在の高さは、1.1メートル。
塔身に「僧顕空　正應五壬辰七月十日」と刻まれている。
霊山寺にいた僧顕空の供養塔と思われる。
県下の石造宝篋印塔のなかで最古の紀年を示す。
　　昭和47年9月指定　赤磐市教育委員会（現地案内板）