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鐘楼門・梵鐘ー西大寺観音院ー

鐘楼門・梵鐘ー西大寺観音院ー

鐘楼門ー建立年代18世紀、
国指定重要文化財 朝鮮鐘 高麗時代前期(10~11世紀)、

鐘楼門は小規模な入母屋造の建物で、各部材の比例が良く精巧な造り。
一階は開放的な感じの入口として面取角柱ー出三斗組(でみつどくみ)ーであるが、二階はー台輪(だいわ)・頭貫(かしらぬき)-で出組支輪つきで二軒と軒が深い。
建立年代は、仁王門や高祖堂が建てられた延宝(1673~1680)頃の建立と推測されます。
梵鐘は日本に現存する朝鮮鐘の中では最大の規模で、高麗時代前期(10~11世紀)に朝鮮半島で鋳造され、もとは石門に上げられていましたが明治にことらへ移されました。
正月三ヶ日は「招福の鐘」として朝鮮鐘をつくことができます。
   (社)西大寺青年会議所創立五十周年記念寄贈(現地案内板)
 
寺伝によると、この楼門(圓通楼)に架かる朝鮮鐘は、開山の安竜上人が竜神から授かったと伝えられている。
岡山城を築いた宇喜多直家がむりやり城へ持ち帰ったが一向に鳴らなくなったので、仏罰を恐れて当山へ返納したという。
総高111.5cm 口径65.2cm 重量約400kg 銅製・高麗時代初期(十世紀~十一世紀)、
(現地案内板)
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