下津井ー町並み保存地区ー
下津井節で知られる下津井は、瀬戸内海に面した古い港町で、特に江戸時代中期以降北前船や内海航路の風待ち潮待ちの港として賑わった。今でも「むかし下津井回船問屋」など当時を偲ぶ建物が残っている。
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鷲羽山から眺めた下津井港と下津井の町並みです。祇園神社の祀られた小高い丘、浄山を挟んで両脇に広がっている。北前船が盛んに行き来していた江戸時代中期から昭和になって埋め立てが行われるまでの下津井港は県道21号線バイパス付近まで入り込んでいた。
下津井共同井戸群ー漁港として、また北前船や金毘羅往来で栄えた港町下津井の古い町並みを歩いていると山すそに沿いに古い共同井戸が点在しているのに気付く。これらの共同井戸は、下津井の住民や寄港する船の貴重な飲料水として、また、酒造りなどにも供給されていた。
名称 | 下津井ー町並み保存地区ー |
所在地 | 倉敷市下津井 |
TEL | 086-426-3851 倉敷市教育委員会文化財保全課 |
概要 | 下津井は瀬戸内海国立公園鷲羽山の麓にある風光明媚な古い港町で、特に江戸時代中期以降、内海航路の船や北前船の寄港地として大いに賑わった。
通りを歩くと漆喰壁やなまこ壁に虫籠窓や格子窓の商家やニシン倉等が残され当時の繁栄の跡が偲ばれる。 |
見所 | 回船問屋の建物を当時に近い形で復元した「むかし下津井回船問屋」などがある。
古い港町から見る瀬戸大橋の雄姿も印象的。 |
交通 | JR瀬戸大橋線児島駅より下津井行バス約10分、下津井漁港前下車徒歩1分、
瀬戸中央自動車道児島ICより車約5分 |
駐車場 | 普通車15台(むかし下津井回船問屋) |
江戸時代中期以降になると、下津井港は北前船の寄港地として賑わい、陽も沈み町の行燈に赤い燈火がともると、中波止の橋のたもとから船頭や船乗りたちに「まだ(遊郭にあがらん)かな」と声をかける婆がいた。いつともなく橋は「まだかな橋」と呼ばれるようになった。
回船問屋の母屋やニシン倉として使われていた建物をできるだけ当時に近い形で復元してむかしの下津井に関する資料を展示すると共に下津井の歴史・文化・観光情報を提供する施設。下津井町並み保存地区のメインとなる。
- 下津井港
- 町並み保存地区
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- 瀬戸大橋
- 釣りバカ日誌ロケ地
- 共同井戸
- まだかな橋親柱
- まだかな橋跡
- 町並み保存地区
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