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湛井堰碑ー築造八百年記念ー

湛井堰碑ー築造八百年記念ー

この地にある十二箇郷用水取り入口は、湛井堰とよばれ、往古はここより約五百メートル下流の六本柳にあったが、高梁川流路の西方移動のため、寿永元(1182)年、備中妹尾の豪族、妹尾太郎兼康がこの湛井の地に井堰を構築したとされている。
この用水掛りは十二箇郷六十八ヶ村(現三市)約五千ヘクタールに及び、豊富な水量に恵まれて未だ干ばつを知らず。
その恩恵に感謝の意を表し、ここに開堰八百年を記念して碑を建立す。
昭和五十七(1982)年
湛井十二箇郷組合
管理者 総社市長(現地案内板)
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