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業合大枝翁歌碑ー豊原北島神社ー

業合大枝翁歌碑ー豊原北島神社ー

岡山県瀬戸内市邑久町北島 豊原北島神社境内

「まよひき(眉引)のむかつ(向)島根も霞む也(なり)
常世(とこよ)をかけ(懸)て春や立ら舞(む)  大枝」

意は、眉(まゆ)を引いたように見える向うの島々も立春の今日は霞の中に浮かんでこの世のものとも思えない眺めだ この世だけでなく遠い異国(常世の国)のはてまでも春はやって来ているのだろう。
この碑は大枝翁没後百年を記念して昭和26年に建てられました。
大枝翁は江戸末期(1791~1851)当社の祠官(しかん)、通称右仲(うちゅう)・康徳(つねのり) 国学者 歌人で藤井高尚(たかなお)・平田篤胤(あつたね)・本居宣長(もとおりのりなが)の門人となり多くの門人を育てました。
備前神職組頭・同大頭・家を松陰舎(まつかげのや)といい東に宅跡があります。(現地案内板)
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