former-tsuyama-archives-of-western-learning-1

旧津山洋学資料館

旧津山洋学資料館

Sponsored Link




旧津山洋学資料館(旧中国銀行津山東支店) 
津山洋学資料館はここから徒歩5分程の所に新築移転しこの建物は現在閉鎖中。
此の建物と、煉瓦鉄塀、門構えの一劃は、津山城下の旧出雲街道に面し、大正9年(1920年)の建設になる。
高層入母屋造り、総桧造りの建物内部には釘一本を使わず、細かい細工さえ施されて、当時の銀行の格式がしのばれ、今では数少ない大正期の建築技術を伝えている。
これは当時、津山に本店を構えた妹尾銀行の支店として建てられ、後、之を承継した中国銀行津山支店が、昭和48年、店舗移転に際し、この遺稿保存を条件に津山市へ譲渡したものである。
                         昭和60年4月 株式会社中国銀行建之(現地案内板より)

(特色)大正7年から、まる2年をかけ、当時のお金で7万円で銀行として建てられ大正9年に完成した、神社仏閣風の外観。
本館は釘を一本も使用されていない独特の工法。外からみると2層だが内部は吹き抜けの1階。
大正期の優れた建築技術を示すものとして、注目されている。
赤レンガ造りの門柱、鉄製の扉の奥にある千鳥破風入り母屋造り。
凛と張り詰めた威風は学問の足跡に触れるのにふさわしいたたずまい。
(交通)JR津山駅から2km、徒歩30分 バス10分松原向下車、徒歩5分