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さざれ石ー和気神社ー

さざれ石ー和気神社ー

国歌に詠まれている「さざれ石」

君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで

との石は通称「さざれ石」と言われ、岐阜県春日村の産で「古今集」に天皇の大御代の弥栄を寿ぎ祈り、この石の如くましませと詠われ、後に一部改作されて日本の国歌となりました。

それは、まさしく大和の精神を意味し、国民が心を一つにして進めば、千代に八千代に栄えゆくことを象徴するものにほかなりません。

「さざれ石」は、学名を石灰質角礫岩と言います。
石灰石が長い年月の間に雨水で溶かされ、その時生じた粘着力の強い乳状液が次第に大小の石を凝結して、自然に大きな巌となったものであり、誠に御目出度い石であります。

岐阜県揖斐川の宗閑・小林宗一氏によって発見解明されました。

平成元年五月吉日

奉納者 発見者嗣子 小林 文治
和気神社崇敬会(現地案内板)
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