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不動明王ー絹掛の滝ー

不動明王ー絹掛の滝ー

当地の不動尊はもと新見藩主関侯が高梁川を往来する当時の唯一の交通機関であった舟の交通安全を祈願し製作されたもので、絹ヶ瀬の絶景に不動尊はこれこそ吾が安住の地と思召されたのか遂に舟の航行不能となるを藩主はこれ不動尊の神意と悟り勧請されたものである。
当時徳重寺十五世俊光祖傳大和尚の徳望を慕い藩主は特に勧請、導師を依頼し嘉永元年四月十四日舟運の交通安全諸願成就をも併せ開眼大法要を営む、爾来春秋二回(春旧四月八日・秋旧八月十五日)恒期法要を営み遠近より多数の参詣者がある。
不動尊は、すべてを叶えて下さると云う仏様で、昔から信仰が厚く、特に最近では、嫁いらずの仏様として参詣祈願される方も多く、其他病魔退散身体健全家内安全進学就職等実に霊験灼なる仏様である。
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