湯神社

湯神社拝殿
初めの頃は「御湯神」と呼ばれていたが、8世紀の初め美作国がおかれた時(和銅8年頃)「塩湯社」となった。その後も「湯大明神」と改称、明治6年になって「湯神社」となり明治41年に村社八幡神社、無格社日吉社と合祀して現在に至っている。
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湯神社境内に祀られている湯郷の天満宮は、江戸時代この郷の寺子屋の精神的中心として菅公の御分霊をお祀りしたのが創始。以来天神様として親しまれ学問の神さまの信仰は現在に至るまで受け継がれている。
薬師堂の前に建てられている慈覚大師円仁像。足元には「比叡山第三世天台座主慈覚大師円仁が、貞観2年作州行脚の際、文殊菩薩が化身白鷺に導かれ湧出温泉を発見せしが湯郷温泉白鷺湯の由来なり」との記載が。
平安時代初期の貞観2(860)年、第3代天台座主慈覚大師円仁が、西国巡礼の途次、白鷺が湯につかり足の傷を治しているのを見て湯郷温泉を開いたと伝わる、円仁はこの地に薬師如来像を安置し小堂を設けた。
名称 | 美作国湯神社 |
所在地 | 美作市湯郷664 |
TEL | 0868-72-3882、
0868-72-0374 湯郷温泉観光協会 |
主祭神 | 大己貴命 少名彦命に大山祗命 誉田別命を合祀、
大己貴命(おおなむちのみこと)は国造りの神、 少名彦命(すくなひこのみこと)は医薬の神、 大山祗命(おおやまつみのみこと)は大自然の調和を司る神、 誉田別命(ほんだわけのみこと)は縁結び、交通安全など諸願成就の神 |
御利益 | 延命長寿・良縁福寿・厄難消除 |
概要 | 本殿、併殿、拝殿を385年ぶりに改築。
敷地内には他に、 摂社大山衹社ー御祭神 大山衹命、 摂社稲荷宮ー御祭神 宇迦之御魂命、 摂社天満宮ー御祭神 菅原道真公、 などが祀られており、隣接して。 薬師堂ー塩垂山長興寺(しおたれやまちょうきょうじ) 円仁法師像などがある。 また平成に開発された泉源には、分社塩湯社が祀られている。 |
交通 | JR姫新線林野駅より岡山行バス10分、湯郷上下車、徒歩約4分、
中国自動車道美作ICより車約10分、 山陽自動車道和気ICより車約30分 |
駐車場 | 有り |