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平賀元義ゆかりの地ー布施神社境内ー

布施神社境内

平賀元義は、岡山藩士の家に生れながら、脱藩、放浪生活を送り、新古今調の和歌が全盛だった幕末に、ひとりおおらかな万葉調の歌を詠んだ異色の郷土歌人で、明治になり正岡子規に万葉以来の歌人と絶賛された。その平賀元義が晩年滞在していた所ー布施神社ー。境内には歌碑が二基建てられている。

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布施神社参道
平賀元義歌碑
布施神社本殿
名称 岡山市指定史跡 平賀元義ゆかりの地ー布施神社境内ー
所在地 〒704-8172 岡山市東区大多羅町541
TEL 0864-41-2275
概要 平賀元義ー寛政12(1800)年~慶応元(1865)年、下道(しもつみち)郡陶(すえ)村
(現倉敷市玉島陶)生まれーは、新古今調の和歌が全盛だった幕末に、ひとりおおらかな
万葉調の歌を詠んだ異色の郷土歌人で、明治になり正岡子規に万葉以来の歌人と絶賛された。

岡山藩士平尾家に生まれたが、不遇が続き、1832(天保3)年に脱藩、平賀左衛門源元義と
名乗り、備前、備中、美作の各地で放浪生活を送った。

晩年、門人であったこの布施神社の神官中山家に滞在していた時、学才を認められ岡山藩主
池田茂政に出仕することとなったが、直前にして1865(慶応元)年、長岡の門人宅へ赴く
途中、長利の村はずれの路傍で死去した。

現在この地は元義由縁の地として、岡山市指定史跡となっている。

歌碑が2基(短歌、長歌)残されている。  岡山市 平成9年3月設置(現地案内板)

歌碑 布施神社の鳥居正面に長歌碑がある。県下の文学碑中で最も長篇。

布施神社社殿には短歌碑がある。長短歌碑とも昭和8年建立。

布施神社 布施神社には、ここの少し上にあった大多羅寄宮の祭神が明治8(1875)年に合祀されている。
鹿島公園 布施神社の上には桜の名所として知られた鹿島公園がある。
交通 JR赤穂線大多羅駅より徒歩約10分、

山陽自動車道岡山ICより車で約35分

駐車場 有り

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稲荷神社
布施神社拝殿
鹿島公園
八幡宮址
布施神社隋神門
布施神社案内板

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桃太郎

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