満奇洞料金所

総延長450mと井倉洞ほど長くはないが、千枚田や地底湖、よく発達した石筍・石柱など洞内の変化は素晴らしく、時の経つのも忘れるほどである。洞名はここを訪れた与謝野晶子が「奇趣に満ちた洞」と賞したことから名付けられた。井倉洞・備中鍾乳穴にならぶ岡山県内三大鍾乳洞の一つ。

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満奇洞入口
与謝野夫妻歌碑
案内図
名称 岡山県指定天然記念物 鍾乳洞 満奇洞 昭和32年11月5日指定
所在地 新見市豊永赤馬2276-2
TEL 0867-74-3100
概要 満奇洞は江戸時代末期猟師が狸を追っているとき発見したといわれ古くから知られてきた。

昭和4年10月、歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻はこの地を訪れ、槇(まき)という地名から
「槇の穴」と呼ばれていた名称を地名にちなんで、奇に満ちた洞くつー満奇洞ーと命名された。

まきの洞夢にわが見る世の如く 玉より成れる殿づくりかな     鉄幹、

満奇の洞千畳敷の蝋(ろう)の火の あかりに見たる顔を忘れじ       晶子、

洞くつは迷路に富む閉塞型の平面に発達した横穴で、総延長は約450m、最大幅は約25m。

入口のホールをくぐり、鍾乳石の発達した狭いあたりを抜けると、日本屈指のリムストーン
「千枚田」が広がり、巨大なホール「龍宮」には無数のストロー(鍾乳管)やつらら石・
流れ石・石筍(せきじゅん)・石柱がよく発達している。(現地案内板)

料金 (個人)大人1,000円、中学生800円、小人500円、

(団体)20人以上の場合割引制度あり

営業時間 8:30~17:00(最終受付は16:30)
定休日 無し
交通 JR伯備線井倉駅より満奇洞行バス約40分終点下車、

中国自動車道北房ICより車で約15分

駐車場 普通車150台、バス20台

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