本堂

応永年間(1394~1428)再建の三間堂を、戦国時代の永正13(1516)年五間堂に大改修をしている。その後、江戸時代初期に外陣の修理がなされているが、室町時代の特徴をよく伝えている。

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名称 国指定重要文化財(建造物)真光寺本堂附棟札 昭和28年11月14日指定、
(追加指定昭和45年6月17日)
所在地 〒705-0021 備前市西片上1509
TEL 0869-64-2144 自性院
概要 真光寺は、僧行基(ぎょうき)がもとを開き、その後、報恩大師(ほうおんだいし)が、
備前48か寺のひとつに加えた真言宗の古刹で、当初小滝山真光寺と称していたが、
慶長7年(1602)に心王院勢恵上人(しんのういんせいえしょうにん)が、御室仁和寺
(おむろにんなじ)に召されて謁見(えっけん)を賜り、号に御室の「御」の一字を使う
ことを許され、以後、山号を御瀧山と改められたと寺誌は伝えている。

本堂は桁行五間、単層、入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺で正面に一間の向拝
(こうはい)がついている。

棟札には「奉造立小瀧山真光寺本堂上棟干時永正十三年丙子十一月十六日大工藤原家次
大法師承円敬白」とあるが、寺伝には、応永(おうえい)年間(1394~1428)の再建と
記されている。

昭和37年から39年(1962~1964)にかけての解体修理で、応永再建の三間堂を
永正13年(1516)に五間堂に大改修したことが判明した。

平成6年10月      備前市教育委員会(以上現地案内板より

交通 JR赤穂線西片上駅より徒歩約4分、

山陽自動車道和気ICより車約10分

駐車場 無し

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