井田跡

井田跡
中国周代の井田法を模して寛文10(1670)年岡山藩主池田光政が津田永忠に命じてこの地に造らせた地割遺構で上井田、下井田からなる。上井田は面積九町七畝(約900アール)、下井田は九町三反十八歩(約930アール)を一区画一町歩(約100アール)を単位にして、一ノ町から九ノ町に九等分し井田法を実施した。
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名称 | 備前市指定史跡 井田跡ー津田永忠地割遺構ー 平成元年11月25日指定 |
所在地 | 〒705-0033 備前市穂波198 |
TEL | ー |
概要 | 井田法とは一ノ町から八ノ町までは八軒の私田とし、九ノ町を公田(こうでん)として 八軒で共同耕作し、この収穫を租税として納めるもので、税率約一割の理想的租税制度 といわれている。 このような遺構は国内はもとより、中国にも現存の例がないという貴重なものである。 のち池田公は後楽園の中に、この井田の模型をつくり農作業をさせその苦労を感知したという。 明治になり「井田」の名が廃(すた)れることを惜しんだ住民が、上井田(かみいた)の 平成2年には井田開田三百年記念事業として隣接地に井田の模型を造って、後世に先人の 平成2年10月 備前市教育委員会 (現地案内板) *上の写真は友延新田、上井田の公田蘆舎(こうでんろしゃ)跡に建立された山田方谷撰文の 井田跡は国内、世界で唯一現存(付近の水路) |
交通 | JR赤穂線伊里駅から徒歩約10分、
岡山ブルーライン日生ICより車で約5分 |
駐車場 | ー |
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井田跡の水路