旧片山家住宅(きゅうかたやまけじゅうたく)

旧片山家住宅

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旧片山家住宅は,岡山県高梁市の吹屋ふるさと村に所在する屋号を胡屋(えびすや)といわれる住宅。片山家は、片山の総本家で本片山とも呼ばれ、住宅江戸時代後期の1759年(宝暦9年)から1971年(昭和41年)までの二百余年にわたり弁柄元祖釜本として弁柄の製造販売を手掛け、吹屋弁柄の地位を守り続けてきた。

現在の建物は、18世紀末の寛政年代、弁柄株仲間総代胡屋浅治郎の手になる建築で、主屋・宝蔵・米蔵・弁柄蔵・仕事場および部屋の5棟が国の重要文化財に指定(平成18年12月)、家相図3枚がその附指定となり、玄米蔵・弁柄箱・道具蔵が高梁市の文化財に指定されている。

主屋は切妻造り、平入、欅の弁柄格子、框の東城錺(かざり)、なまこ壁等の特徴をもち、往来に面して店の間、続いて住居、背後に弁柄製造棟と構成される約500㎡の広大な屋敷である。

旧片山家住宅 座敷

旧片山家住宅 台所

名称 国指定重要文化財 建造物 旧片山家住宅 5棟 平成18年12月19日指定
所在地 高梁市成羽町吹屋367
TEL 0866-42-3216 高梁市成羽地域局産業建設課、

0866-29-2222 成羽町観光協会吹屋支部

概要 片山家ー胡屋(えびすや)ーは1759年の創業以来200年余にわたって鉱山町吹屋で窯元としてのベンガラ製造・販売で財をなした商家。主屋の中心部は18世紀末期の建設で、文政13(1830)年までに増築されて現在の構成になっている。
特色 主屋は切妻造り平入り、正面の外壁をなまこ壁とし、窓の部分に欅の出格子を設けた店の間、続いて住居、その背後にベンガラ製造棟を設けている。

ベンガラが栄えた江戸時代末から明治時代の屋敷構えをそのまま残しており、吹屋のベンガラ創業以降の歴史を刻んできた貴重な文化遺産である。(現地案内板参考)

料金 (個人)大人400円、小人200円、

(団体)大人360円、小人180円(20人以上)(郷土館と共通)

開館時間 9:00~17:00(4月~11月)、10:00~16:00(12月~3月)
休館日 12月29日~12月31日
交通 JR伯備線備中高梁駅より車約40分、

JR伯備線備中高梁駅より吹屋行バス55分、

岡山自動車道賀陽ICより車約60分、

中国自動車道新見ICより車約40分

駐車場 吹屋ふるさと村の駐車場

旧片山家住宅-2

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