旧吹屋小学校校舎
吹屋小学校は、明治6(1873)年に民家を借用して創立された。その後、明治31年に吹屋村が吉岡銅山本部跡地を譲り受け、明治33(1900)年に東西両校舎と東西廊下が完成しこの地に小学校が移転。明治42(1909)年には、中央の本館が完成し現在の校舎の配置が整った。各建物の天井裏には、部材同士を三角形につなぎ合わせたトラス構造など明治期の擬洋風建築独特の特徴が見られる。
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名称 | 岡山県指定重要文化財 建造物 旧吹屋小学校校舎 5棟、
平成15年3月11日指定、追加指定 平成16年3月12日指定 |
所在地 | 高梁市成羽町吹屋 |
TEL | 0866-42-3216 高梁市成羽地域局産業建設課、
0866-29-2222 成羽町観光協会吹屋支 |
概要 | 高梁市立吹屋小学校は、吉岡銅山本部敷地跡に建てられた。
切妻平屋建東西二棟が、明治33(1900)年、中央本館が明治44年(1909)年に落成した。 木造二階建、寄棟造、桟瓦葺の本館は、下見板張壁、下部羽目板囲い、引き違い窓、玄関をはじめ要所に嵌め殺しの明かり取り窓を取り入れた優美な外観を持ち、吊り格天井の講堂、二階昇降階段、頑丈な吹き抜け大廊下等々、当時の洋風木造建築の粋を伝える全国最古級の校舎で、岡山県の重要文化財(建築物)に指定されている。 岡山県教育委員会(現地案内板) |
閉校 | この地に校舎が建設されてから111年にわたり、多くの児童の成長を見届け現役最古の小学校校舎として活躍してきたが児童数の減少から平成24年3月末をもって閉校となった。 |
交通 | JR伯備線高梁駅より車約40分、
中国自動車道新見ICより車約40分、 岡山自動車道賀陽ICより車約50分 |
駐車場 | ー |
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