吹屋郷土館

吹屋郷土館は、元ベンガラ窯元片山家の分家、妻入の入母屋造で明治12年(1879年)に岩見の大工により建てられたベンガラ格子の吹屋の代表的な家屋。完成当時の建物の様子が最も良く保存されているので当主の片山恵資氏に依頼して、昭和51年(1976年)から郷土館として吹屋の歴史と暮らしを紹介する民具などを展示・公開している。

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名称 吹屋郷土館
所在地 高梁市成羽町吹屋699
TEL 0866-42-3216 高梁市成羽地域局産業建設課、

0866-29-2222 成羽町観光協会吹屋支部

概要 この吹屋郷土館は、弁柄窯元の片山浅治郎家の総支配人で、当時の吹屋戸長であった片山嘉吉が分家された時に建築されたもの。明治7年頃より企画、石川大工、島田綱吉の手により明治12年3月完成された。

建築当初の建物の様子が最も良く保存されているので当主の片山恵資氏に依頼し郷土館とした。

間口五間、奥行16間、当時の中級の商家の通例により、店の表から裏までの通り庭で、主家の奥に味噌倉、土蔵を配して、主家の採光のため中庭をとっている。

土台と外側の柱は、すべて栗の角材を使い縁敷居は桜の巨材を使っている。

この家の特徴は、木組みは巨材を使い、細部は巧緻である。

ことに座敷の書院まわりは生漆と弁柄で塗り上げ、それぞれに飾り金具を用いており、専門家も、「これ程の良材と大工の手のそろった家は世に少ない」と感嘆している。(現地案内板より)

料金 (個人)大人400円、小人200円、

(団体)大人360円、小人180円(20人以上)(郷土館と共通)、

開館時間 9:00~17:00(4月~11月)、10:00~16:00(12月~3月)
休館日 12月29日~12月31日
交通 JR伯備線備中高梁駅より車約40分、

JR伯備線備中高梁駅より吹屋行バス55分、

岡山自動車道賀陽ICより車約60分、

中国自動車道新見ICより車約40分

駐車場 普通車20台

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