Categories: 歴史的建造物

城東むかし町家ー旧梶村家住宅ー

城東むかし町家

津山の主要街道「出雲街道」沿いにある。1,082.91㎡という広大な屋敷内には主屋のほか、付属屋、座敷、洋館、奥座敷、西藏、東藏、茶室、庭園が設けられている。江戸後期頃に建てられた主屋から、昭和初期の西藏までと、各時代の変化に応じ改造・増築が行われてきた旧梶村家住宅。時代の流れに伴う人々の暮らしぶりの変化が忍ばれる。

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床の間
庭園と建物
茶室 千草舎
名称 城東むかし町家ー旧梶村家住宅ー
所在地 津山市東新町40番地
TEL 0868-22-5791
梶村家の歴史 梶村家はもとの屋号を米屋といい、元禄年間(1695年頃)には出雲街道の南側に居住し、
その後現在の地に住んだようである。

宝暦年間(1760年頃)には山内屋と称しているが、商いは不明である。

明和4年(1767)に「札元並」という町役に任命され、五人扶持、名字を許され
茂渡藤右衛門と改名、その後数代にわたり「札元」を勧めている。

梶村姓を名乗るのは明治4年(1871)からである。

明治中期には、平五郎が県会議員として県政に貢献し、銀行業務に尽くすかたわら
和歌を得意とし、明治42年(1909)の歌会始に入選するなど、美作地方の歌壇の
発展に尽くした。

また、長男良次もガス会社・製紙会社などの経営に活躍した。

なお、平五郎などの和歌の活動の場となったのが、当家の後の果樹園に建っていた
「千草舎」(チグサノヤ)と呼ばれていた庵である。

そこで、このたびの修理で茶室にこの名を引き継いだ。(現地案内板より)

料金 無料
開館時間 9:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日 火曜日 火曜日が祝祭日の時にはその翌日
交通 JR津山駅から徒歩約20分
駐車場
新座敷
庭園
新座敷より床の間
床の間のある建物
梶村家の歴史(蔵の二階)
井戸
かまどとせいろ
織機
消防ポンプ
屋久杉の天井板

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桃太郎

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桃太郎

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