城東地区
津山城跡の東側を流れる宮川より東側、旧出雲街道に沿った街並みを言い、鈎手状に曲がった道や昔の名前そのままの路地など城下町らしい魅力を残しており津山市重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
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宮川大橋から宮川とその右岸に位置する津山城を撮影したもの。この橋の東側は橋本町(はしもとまち)と呼ばれ、宮川大橋の東詰めに屈曲して南北に長く形成された町人町で、町の名前はこの橋に由来する。
津山では宇田川玄随にはじまり同玄真・同榕庵・箕作阮甫およびその一門 津田真道他 数多くの人々を輩出し洋楽の発展と普及に貢献。津山洋学資料館ではこれらの人々の資料を中心として収集・保管・展示.。
出雲街道沿いの広大な屋敷内には江戸後期頃に建てられた主屋から、昭和初期の西藏までと、各時代の変化に応じ改造・増築が行われてきた旧梶村家住宅。時代の流れに伴う人々の暮らしぶりの変化が忍ばれる。
名称 | 城東の街並ー津山市重要伝統的建造物群保存地区ー平成25年8月7日指定 |
所在地 | 津山市橋本町~東新町 |
TEL | 0868-24-6288 城東観光案内所、0868-32-2096 津山市都市計画課 |
概要 | 城下町津山の出雲街道における東の玄関口に位置、商人や職人の家が建ち並ぶ町人町として発達した。
鈎手状に曲がった道や昔の名前そのままの路地など、城下町らしいたたずまいを残している。城東地区案内図。 |
見所 | 城東むかし町家(豪商 旧梶村邸)、
作州城東屋敷ー映画「男はつらいよ」ロケ地、無料休憩スポットー、 箕作阮甫(みつくりげんぽ)旧宅ー国指定史跡ー、 津山洋学資料館ー津山ゆかりの蘭学者らの資料を展示ー |
所属町内 | 西より、橋本町・林田(はいだ)町・勝間田(かつまだ)町・中之町・西新町・東新町 |
交通 | JR津山線津山駅より梶並行バス約10分、天神橋下車徒歩約5分
中国自動車道津山ICより車約15分 |
駐車場 | 城東観光駐車場 普通車30台、バス6台 |
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明治8年以降、日新小学校、津山工芸専修学校、青年学校、保育園など長く教育の場として利用されてきた。平成5年以降は作州城東屋敷として整備し活用。映画「男はつらいよ」シリーズの寅さんロケ地でもあり撮影の様子がパネル展示。
幕末の洋学者である箕作阮甫の生誕地。阮甫は21歳で津山藩医となり、後に江戸に出て洋学を学んだ。カラフト問題でロシアと交渉した時の日記「西征紀行」はよく知られている。阮甫の生家が復元保存され、国指定史跡になっている。
奈良時代の和銅年間(707~715)以前の創建と伝えられる古社で、かっては津山城の鬼門守護神であった。現神社の神門は、明治維新以後に津山城内の門を移築したもので、津山市指定重要文化財となっている。